FIRST CLASS FIT MALPENSA

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四方章敬が選ぶとっておき

次第に落ち着く気温に合わせ、       意識はついアウターへと向きがちです。ただ、違いを生むのはその内側、とは       シーンの最前線で活躍するスタイリスト、四方章敬氏のお言葉。       計算し尽くされた彼のスタイリングから、その言葉の真意を探ります。

PROFILE

四方章敬 「LEON」「MEN’S EX」「Men’s Precious」 「THE RAKE JAPAN」など、ラグジュアリーメンズファッション誌で活躍中の四方章敬氏。イギリスの洋服に詳しいだけでなく、洋服が持つディテールとその背景を熟知し、現代のファッションにまで精通すスタイリスです。

FIORE

MOCK NECK KNIT

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塩素を使わない防縮加工を施し、水濡れによる繊維表面のスケールの開きを防止。高品質ウール本来の柔らかさ、膨らみをキープすると共に光沢と発色の良さも持続します。襟の高さ、アームホールの大きさと、重ね着をしても違和感を感じさせないバランスの良さも光ります。

FIORE

CREW NECK KNIT

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放たれる発色の良さからウールの質が伝わってきます。特殊加工を加えることでご家庭での手洗いも可能にし、撥水性や吸水性といったウール本来の機能も持続。さらに、衿を天竺組織にすることでシャープさを演出しました。1枚で着るだけではなくインナー使いを想定したパターンも魅力。

スタイリングのポイント! 気分をアゲてくれる色の代表格であるイエロー。ただ、人によっては気難しい色と思われる方もいらっしゃるでしょう。そこで、苦手意識を払拭する初手として濃厚なダークカラーとのマッチアップを薦めます。採用したのは黒のブルゾンとパンツ、そしてスニーカー。そこへ、黒ニットを加えオールブラックで装うのもいいですが、光沢のあるイエローニットの投入により洒落っ気を加えることができます。

NEVE

HOODIE

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採用したエクストラファインメリノウールはシルクと見紛うほどの光沢と滑らかさ編地組織によって差が出る浸透度を利用した加工により霜降り調の独特な表情が生まれ、奥行きや立体感も感じられます。インナー使いに最適なコンパクト設計も着こなしの楽しさを助長するでしょう。

スタイリングのポイント! グレーは誰もが身近に感じる色でありトーンの幅の広さから奥深い色ともいえます。その“幅”を利用しない手はありません回はモノトーンのまとまりを意識しライトグレーとの相性も考え黒のセットアップで。やや子供っぽく受け取られがちなパーカですが、素材がニットだけに一般的なイメージには陥らず、逆にきれいなアイテムとの親和性がアップ。今っぽいドレスミックスを表現するうえで最適です。

NEVE

MOCK NECK KNIT

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心地よさを常に感じられる素材、編地によって変わる浸透度を利用したテクニカルな加工と、随所にこだわりが満載。またジャケットを羽織てもごわつかないスマート設計、ストレスがかかりにくい絶妙なテンションと形態安定性に優れた衿は着ていくほどに虜となるはずです。

NEVE

CREW NECK KNIT

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ソフトな生地に特殊加工を加え表現した霜降り状の色味が独特。部分的に施されたリブの切り替えが立体感を生み、袖や裾のリブに加えたストレッチ糸が良質なフィット感と色彩の変化をもたらします。加工の風合いを際立たせる衿リブのダブル仕様やスリムなパターンも見どころ。

スタイリングのポイント! ピンクは女性のイメージが強いですが、近年は各ブランドやショップで採用するところも多く実は私も撮影でよく使用していますペールトーンのピンクであればライトグレーとウマが合うのでその好相性っぷりを今回も利用しましたアウターには淡いベージュを起用レザージャケット=ハードと見る向きも少なくありませんがこの配色であれば逆に柔らかくエレガントな着こなしが叶います
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